先月から行われてきたカタール国際ユース(U-19)親善大会。U-19日本代表はグループリーグを1勝2分けで通過し、準決勝でドイツを2-1と撃破。そして本日2月1日、準決勝でオーストリアを破った韓国との「因縁対決」による決勝戦が行われ、0-0からのPK戦の末に日本が韓国を破り、優勝しました。おめでとー!
ところでなぜ因縁かというと、実はこの組み合わせ、前回も同じこのカタール国際の決勝で行われたからなんですね。オランダワールドユース世代=U-20同士の戦いだった前回大会は0-3と完敗していました。
また、今回のU-19代表は昨年韓国と対戦していますが、このときも2-5と完敗(続く試合は2-0で勝利ですが、こちらは練習試合扱い)。なかなか分がよくないだけに、是が非でも勝ってほしい一戦だったわけです。
<スタメン>
GK
18 林 彰洋/流通経済大学付属柏高校
DF
2 内田 篤人/静岡県立清水東高校、3 堤 俊輔/浦和レッズユース、4 福元 洋平/大分トリニータU-18、5 槙野 智章/サンフレッチェ広島ユース
MF
7 梅崎 司/大分トリニータ、8 青山 隼/名古屋グランパスエイトユース、14 柳澤 隼/柏レイソルユースU-18、20 田中 亜土夢/前橋育英高校
FW
16 森島 康仁/滝川第二高校、19 河原 和寿/アルビレックス新潟
<交代>
河原→17 青木 孝太/滋賀県立野洲高校
森島→11 長沢 駿/清水エスパルスユース
柳澤→6 安田 理大/ガンバ大阪ユース
梅崎→9 伊藤 翔/中京大学附属中京高校
途中からの観戦のため前半の前半は割愛。前半36分、相手ロングフィードが抜けてGK林と1対1のような形(相手の後ろから日本DF追いかける)になりますが、林がこれをクリア。難を逃れます。ちなみにどーでもいいですがこの後、韓国選手がバク転からのロングスローを魅せます。笑いました(爆)。41分、後方からのボールに河原がいい飛び出しでジャンピングボレーもオフサイド。その後もやや韓国優勢ながら一進一退で前半は0-0で終了。
とくに目立った選手といいきれる選手はいませんでしたが、梅崎、田中はよくボールに絡んでいたように思えます。あとよかったのはGK林ですね。今大会見る限り、秋元よりよさそうに見えます。逆に期待の柳澤はこの日もいまいちのような出来。FK蹴る以外は目立っていなかったです。
さて後半はメンバー交代はない模様ですが、開始早々にピンチ。相手14番が右サイドから突破→後ろに戻して→クロス。これを日本DFが裏を取られてしまい、相手選手が中央でボールを受けますが、ちょっとトラップが大きくなったところを林がはじき、味方がクリア。結果としては林へのチャージで難を逃れます。後半4分、6分にもピンチを迎えますが失点なし。そして後半8分に河原→青木に交代。日本はその後に梅崎が左で仕掛けていい位置でファウルゲットしますが、点には結びつかず。お互い様ですが、なかなかシュートも打てません。正直、決勝というには互いに物足りない展開……。
その後、日本は森島→長沢と交代。そして相手ボールを田中がいい動き出しでカット→相手PA内で長沢に渡りますがタッチが大きくドリブルを止められてしまい、結局長沢のファウルでシュートまでいけず。その後相手攻撃時にロングフィードからピンチを迎えますが、すばやい飛び出しを見せたGK林がボールに追いつくかというところで相手選手と接触。この韓国19番、ボールに追いつけず伸ばした足はボールではなく林の顔面直撃!これで一発レッド→退場! 11人対10人になります。
さらに後半39分、中央付近でボールを受けた内田が相手を置き去りにする独走ドリブル。GKと1対1になるか、というところで韓国DFにファウルで止められ、韓国DFにまたも一発レッドが出て、これで11人対9人。客観的に見ても、この2枚のレッドは妥当に見えます。ここで一気に攻勢に出たい日本はこの日いまいち調子のよくない柳澤→安田と交代します。が、内田へのファウルで得たFKは、青木が相手GK真正面でジャンピングボレーを見せたものの、大きくそらしてしまいます。フツーに蹴ってれば入っていたような?(苦笑)。そして4分間のロスタイムでも決着つかず、数的有利を生かせずに0-0のまま延長戦へ。
延長戦はそれまで左にいた梅崎が右に、途中出場の安田が左に入ったようです。まずチャンスをつかんだのは日本。左サイドからのクロス→中央で青木がヘッドで落とし、田中が合わせようとしますが、これは先に相手GKが納めます。延長11分、内田?→青山へのパスをカットされ一気に日本ペナルティエリアに迫るカウンター。しかしクロスは中央で福元がクリア。その後も互いに攻め手を欠き、延長後半へ。その前に梅崎→伊藤の交代をしたようです。
延長後半開始早々から攻める日本。幾度もチャンスを迎えますが、しかしここでもゴールを割ることはできません。相手9人しかいないんだけど……。今度は長沢が相手GK前でボールを受けてワントラップ反転ボレー!もGKに弾かれます……。その後も左から田中クロス→PA内で青木バックヘッド→内田が詰めるも一歩届かず。。。結局延長前後半終えて点を決められず、決着はPK戦へ。
さてPK。先攻は日本。第一のキッカーは田中で、GKの逆を突きゴール左隅に落ち着いて決めます。続く韓国のキックは林が弾き出します!これでPK1-0となり、2人目は伊藤。フェイントを入れてのキックでしたが、ゴール右側のクロスバーをたたいてしまいます。。。韓国2人目、中央に決めて1-1の振り出しに。日本3人目は福元で、ゴール右下に決めます。韓国3人目、正面気味のボールを再び林が止めます!イヤー、林は当たっていますね。これで2-1。日本の4人目は青木、左サイドにきっちり決めます。韓国4人目は左サイドに決められて3-2。日本5人目は長沢。これを決めれば終わりでしたが……クロスバーに当ててしまいます。がっくり。。。韓国5人目、決められてしまいこれで3-3。続く日本、6人目の安田がきっちり決めます。韓国6人目、これがゴールを外れるキック。ということで……日本、PK戦の末に優勝!!!
優勝おめでとう! ただ、チームとしては日本、韓国ともにどっちもどっちという感じ。きちんと見られない環境とはいえ、あまり面白い試合ではなかったです。もちろん後半、延長戦と疲れも出てくるでしょうが、ちょっとやる気のようなものが感じられる試合ではなかったように思います。とくに相手が9人になってからも、さして攻撃面では変化はなかったですね。とにもかくにもシュートが少ない!ミドルでもいいからガンガン打ってほしい!と思ったのは自分だけでしょうか……。ここらへんは監督の指示にも問題あるんでしょうけど……。
また、PK戦を勝てたのは、2本を止めたGK林のおかげっていう部分が大きい。林は大学進学?もったいない気がします。
日本は2人がPKをはずしていますが、伊藤、長沢とどっちもFWじゃないですか……。しかも止められたならまだしも、どっちもクロスバー。プレッシャーがかかる部分とはいえ、ここらへんはきっちり決めてほしいもんです。
まあ、とちょっと文句のようなことも書きましたが、親善大会でも優勝は優勝。内容にはあれこれいいたいところもありますが、選手には胸を張って帰ってきてほしいですね。前回大会は韓国に完敗しての準優勝だったわけですから。
ともかく、これで今年最初のU-19代表強化試合は終わりました。今大会の活躍が認められて、次回以降も呼ばれる選手は? 新戦力としては、おそらく田中は固いところでしょう。次がゴールこそなかったものの、随所でいいドリブルを見せた青木か。DF佐野、FW長沢のエスパルスコンビはちょっとアピールする場がなく、DF柳川は出番なし、すぐに「次」の可能性がなくなるわけではないでしょうが、田中、青木に比べると今後の活躍が必要かもしれません。
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